岡倉天心の「茶の本」の中で数寄屋(すきや)建築についての文章があります。
すき家の名前の由来は「すきやきの家」が約(つづ)まっただけだそうです。
数寄屋の元の文字は、「好き家」でした。後には、いろいろな宗匠が、その茶室観に従って、いろいろな漢字を当てました。そこで、数寄屋は、「空き家」、あるいは「数奇屋」という意味にもなったのです。詩趣を宿す仮りの家ならば、「好き家」でありましょう。ある瞬間の審美的欲求を満たすための置き物を除いては何の装飾もないですから、「空き家」でもありましょう。そしてまた、わざと何かを欠き、想像力の働きでそれを完全にするという、不完全崇拝を旨としているのですから「数奇屋」でもありましょう。牛丼の「すき家」も茶の伝統にあやかったものなのかな、と思って名前の由来を調べてみました。(「茶の本」 茶室)
すき家の名前の由来は「すきやきの家」が約(つづ)まっただけだそうです。

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