2013年6月アーカイブ



南方熊楠記念館(白浜町)に行きました。

南方熊楠の愛用の筆は細かったです。
「和漢三才図会」105巻の写本をするには、そりゃそうですね。

哲学者の西田幾多郎が鉛筆の先を鋭く削って尖らせていたという話しを思い出しました。

写真は昭和天皇が熊楠を偲んで詠んだ記念碑です。

嫁と娘は何もおもしろくなかったようです。

白浜に行きました。

幽霊がでるとネットで評判の宿に泊まりました。
※狙って行ったわけじゃないです。無事に帰れてよかったです。評判とは裏腹に、また来たいと思わせるような所でした。

ささやかだけど、家族の良い思い出になりました。

バイキングで横入りしたと思われて、おばさまに「チョット!並んでるんだけど!」とえらい剣幕ですごまれたりして。


比叡山延暦寺に行きました。

「一隅を照らす これ国宝なり」と所々に書いていました。
「一隅を照らす」とは、最澄の言葉で、まず自分自身が輝き、その光で周囲も照らす、みたいな意味です。また、どこにいようと、どの立場にいようと、自分の今いる場所で精一杯の努力を傾ける、という意味でも解釈されています。

4年前に出家された、後藤忠政さん(山口組系後藤組の元組長・武闘派)の座右の銘です。著書「憚(はばか)りながら」で知りました。 

いい言葉ですね。昔の天理教の人がよく言った「明るい心で通りなさい」というのは、こういうような意味が多分に含まれていたのだと思います。明るく生きるというのは、「ポジティブに生きていこー」とか、「明るい性格でいましょー」とかそういうことじゃないと、僕は思います、とかいったらだめですね。すみません。
 
比叡山延暦寺に行きました。

ずっといってみたかったところです。車でも大変な道のりでした。

重要人物をたくさん輩出したところですが、あんまりピンとこなかった。雨やったからかな。

付き合わされた嫁と娘はさらに何もおもしろくなかったでしょう。鐘をついて帰ってきました。

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