比叡山延暦寺に行きました。
「一隅を照らす これ国宝なり」と所々に書いていました。
「一隅を照らす」とは、最澄の言葉で、まず自分自身が輝き、その光で周囲も照らす、みたいな意味です。また、どこにいようと、どの立場にいようと、自分の今いる場所で精一杯の努力を傾ける、という意味でも解釈されています。
4年前に出家された、後藤忠政さん(山口組系後藤組の元組長・武闘派)の座右の銘です。著書「憚(はばか)りながら」で知りました。
いい言葉ですね。昔の天理教の人がよく言った「明るい心で通りなさい」というのは、こういうような意味が多分に含まれていたのだと思います。明るく生きるというのは、「ポジティブに生きていこー」とか、「明るい性格でいましょー」とかそういうことじゃないと、僕は思います、とかいったらだめですね。すみません。
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